蚤の目大歴史366日
“6月25日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1884=明治17年 日本鉄道会社による東京―高崎間の鉄道開通式が上野駅で行われた。 日本鉄道会社は2年前から川口―熊谷間で工事を進め東京府から上野寛永寺の跡地110ヘクタールの払い下げを受けて上野駅の駅舎も完成した...
“6月24日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1935年 南米コロンビア・メデリン空港を離陸直後の旅客機が墜落し乗員乗客全員が死亡した。 旅客機にはニューヨークでの映画撮影を終え、南米各地をコンサートで巡回途中だった人気アルゼンチンタンゴ歌手で俳優のカルロス・ガ...
“6月23日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1689=元禄2年 松尾芭蕉は出羽国(山形)酒田でマクワウリの句を詠んだ。 初真桑四にや断ン輪に切ン (真蹟詠草) おいしそうなマクワウリ、さてこれをタテ四つに切ろうか、それとも輪切りにしようかという意である...
“6月22日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1958=昭和33年 ブラジル・サンパウロの夜空にはじめて日本の花火が上がった。 この年は「笠戸丸」での初移民から50年目にあたり、皇族として三笠宮崇仁ご夫妻を招いて「日本移民五十年祭」が開催された。それまでは日本の...
“6月21日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1774年 イギリスの船大工ジョン・デイが潜水艦を作った。 綱に結んだ石の重さで沈下し、それを解き放つことで浮上するという単純な仕掛け。試験潜航で艇は水深40メートルまで潜ったが一瞬にして押しつぶされてしまった。デイ...
“6月20日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1912=明治45年 石川啄木の第二歌集『悲しき玩具』が出版された。 啄木が4月13日に肺結核のため26歳で死んで2ヶ月後、友人の新聞記者で歌人の土岐哀果(善麿)がタイトルをつけ遺歌集として東京・東雲堂から出版された...
“6月19日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1933=昭和8年 丹那トンネルが15年にわたる難工事の末、貫通した。 現在の御殿場線を経由していた東海道本線は急勾配が続くため、国府津・沼津間はすべての列車に登坂専用の補助機関車を連結する必要があった。遠回りするか...
“6月18日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1868=慶応4年 大阪府が府名を大阪府とする布達を出した。 いや、「これ以後は大阪府とする」というのだから出した時点では大坂府だったわけで「大坂府が府名を大阪府をとする」が正しいか。おまけにこの年は9月8日の明治天...