蚤の目大歴史366日

“5月24日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1900=明治33年  12歳以上の男女の混浴が禁じられた。 西洋のように<文明開化>することに躍起になっていた明治政府は、キリスト教の宣教師的価値観に“迎合”するかのような混浴禁止を内務省から発令した。 「客の来集を...

“5月23日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1906=明治36年  日光・華厳の滝で旧制一高生の藤村操が木の幹に残した遺書を発見。 藤村は北海道出身で18歳、亡くなった父親は屯田銀行の頭取という恵まれた家庭に育った眉目秀麗のエリート学生だった。日光の旅館から東京...

“5月22日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1333=元弘3年  鎌倉幕府が滅亡した。 <1192=いい国作る鎌倉で>が<1333=一味さんざん幕府滅亡>ということに変わったのはいったい何があったのかと考えましたね。いや、考えないでただ覚えただけだったか。 鎌倉...

“5月21日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1927年  リンドバーグがニューヨーク―パリ間の初の大西洋単独無着陸飛行に成功した。 パリのル・ブルジェ空港に着陸したのは現地時間の21日午後10時21分。5,810キロを実に33時間29分30秒かけて飛行し、パリの...

“5月20日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1506年  探検家コロンブスがカスティーリャ王国バリャドリッドで没した。 コロンブスは知っているけどそれはどこにあるのだといわれそうだから最初に紹介する。スペイン北部、マドリードの北西160キロ。サッカーファンなら元...

“5月19日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1560=永禄3年  今川義元が桶狭間で織田信長の軍勢に討たれ42歳の人生を閉じた。 義元が駿府の城を出たのが12日、せっかく服属していた尾張の鳴海城と大高城が織田勢の攻勢で苦境に立たされているのを打開するのが第一の目...

“5月18日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1936=昭和11年  東京・尾久の待合・満佐喜で男の死体が見つかった。 ここまでなら<よくある事件>だったが、下腹部、つまり局所が切り取られ、首には腰紐が巻かれていた。さらに左腕には「定」太腿に「定吉二人」の字が刃物...

“5月17日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1956=昭和31年  石原裕次郎が日活映画『太陽の季節』でデビューした。 一橋大学生の兄・石原慎太郎が書いた同名小説の映画化だった。小説は文学界新人賞、芥川賞を受賞し、25万部を超えるベストセラーになったが<イチモツ...