蚤の目大歴史366日
“3月21日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1909=明治42年 わが国で初めてのマラソンが開催された。 大阪毎日新聞社が主催した「阪神間二十哩(マイル)長距離競走」で神戸の湊川埋立地(現・新開地)をスタート、大阪の西淀川大橋(淀川大橋)ゴールの32キロの区間...
“3月20日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1882=明治15年 上野動物園の開園式が明治天皇を迎えて盛大に行われた。 麹町の山下門にあった博物館が上野恩賜公園に移設されるにあたり天産部=天然産物の展示のための付属施設「恩賜上野動物園」として誕生することになっ...
“3月19日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1912年 南極点のテントでイギリス隊を率いるスコットは最後の日記に記した。 「おお神よ。ここはただ恐怖の場所である。このはなはだしい労苦のあと、一番乗りの名誉さえ報われず、恐ろしい極みである。いま我ら野心のゴールを...
“3月18日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1984=昭和59年 グリコ・森永事件などの発端となるグリコ社長誘拐事件が起きた。 午後9時過ぎ、兵庫県西宮市の江崎勝久・江崎グリコ社長(当時)宅に白い目出し帽姿で拳銃などを持った3人組の男が押し入った。男らは家族を...
“3月17日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1945=昭和20年 この日を「硫黄島守備隊玉砕の日」とする。 太平洋戦争末期、小笠原諸島の火山島・硫黄島は前月16日に開始されたアメリカ軍の総攻撃に対し、日本軍守備隊は地下壕に立てこもって応戦してきたが、弾薬などす...
“3月16日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1897=明治30年 朝日新聞に「活動大写真」という見出しの記事が掲載された。 「神田錦町の錦輝館にて興業の活動大写真といふは是までにある幻燈画の自然に動くものにして此程より浅草花屋敷に於て観せ居る活動写真の巨大なる...
“3月15日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1927=昭和2年 前日の帝国議会での大蔵大臣の失言から「金融恐慌の始まりの日」となった。 この日、前夜からの徹夜組も含めて東京渡辺銀行や姉妹行のあかぢ貯蓄銀行の前には開店を待つ殺気立った預金者が詰めかけた。 前日の...
“3月14日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1701=元禄14年 「忠臣蔵」のきっかけとなる江戸城松之大廊下での刃傷事件が起きた。 午前9時過ぎ、登城したばかりの播州赤穂藩主・浅野内匠頭長矩(ながのり)が、吉良上野介義央(よしなか)に「さきの遺恨覚えたるか」と...