蚤の目大歴史366日
“2月27日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1657=明暦3年 「水戸黄門」で知られる徳川光圀が『大日本史』の編纂に着手した。 光圀は常陸国水戸藩の第ニ代藩主。水戸徳川家の初代・頼房の三男で、徳川家康の孫に当たる。母・久子は正式な側室ではなく、光圀を懐妊したこ...
“2月26日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1936=昭和11年 雪の帝都を揺るがし日本を震撼させた「2・26事件」が勃発した。 「2・26事件」はあまりにも有名だから他を探そうとしたが<思いとどまって>(ちとオーバーか)紹介することにした。 昭和史の大きな曲...
“2月25日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1969=昭和44年 初の駅売りタブロイド版夕刊紙「夕刊フジ」が創刊された。 創刊号の一面は当時、参議院議員だった石原慎太郎・東京都知事が「慎太郎新党躍り出る!」の大見出しで飾った。コマーシャルのキャッチコピーは<オ...
“2月24日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1968=昭和43年 茶の間をテレビにクギ付けにした「金嬉老事件」が午後3時25分に解決した。 別名「寸又峡事件」といい<劇場型犯罪>のさきがけとなった。どうして時間まで書いたかというと手元にある「金逮捕の瞬間」とい...
“2月23日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1944=昭和19年 太平洋戦争中のこの日、東条英機首相が東京日日新聞の記事に激怒した。 新聞の一面全部をつぶして「勝利か滅亡か、戦局は茲(ここ)まできた」「竹槍では間に合わぬ、飛行機だ、海洋飛行機だ」とあった。大本...
“2月22日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*622=推古天皇30年 聖徳太子とされた厩戸王が亡くなった。 ひと昔前なら「聖徳太子薨去」で済んだのが近年は<聖徳太子はいなかった説>が広まり、教科書は「厩戸王(聖徳太子)」の表記がほとんどになった。聖徳太子という呼...
“2月21日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1872=明治5年 東京初の日刊新聞で毎日新聞の前身となる東京日日新聞が創刊された。 大蔵省へ出した出版願いには「御布告始、御各省之御転任、御館御移転等之事」と<御>の多いのはともかく「日々米穀及物価之相場、開店売薬...
“2月20日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1923=大正12年 東京駅丸の内駅舎前に東洋一の威容を誇る「丸ビル」が完成した。 三菱地所の前身・三菱合資会社地所部の桜井小太郎が設計、社の総力をあげて2年半をかけた。正式名は「丸ノ内ビルヂング」で地上8階、地下2...