蚤の目大歴史366日
“12月1日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1873=明治6年 「郵便はがき」がはじめて発売された。 二つ折りで一枚5厘、当初は「郵便はがき紙」と呼ばれた。二つ折りでも他人からのぞかれる心配があるとして不評だったが100枚買うと5分=5%引き、200枚以上は1...
“11月30日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1934=昭和9年 東海道線の丹那トンネルが足かけ16年の難工事の末開通した。 工事は1919=大正8年からが始まったが大量湧水や特殊な粘土地盤に加えて1930=昭和5年11月26日に起きた北伊豆地震によって2メート...
“11月29日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
1947年 国連総会でイギリスの委任統治領だったパレスチナの分割決議が可決された。 当時、パレスチナにおけるユダヤ人の人口は3分の一に過ぎなかった。ところが土地の56.5%をユダヤ国家に43.5%をアラブ国家に分割しエ...
“11月28日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1883=明治16年 東京・内山下町に竣工した鹿鳴館の開館式が午後6時から行われた。 旧・内山下町はいまの内幸町1丁目だから帝国ホテルの南隣りのNTTビルの場所。煉瓦造り2階建てで32歳のお雇い外国人、イギリス人コン...
“11月27日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1895年 ダイナマイトの発明で巨万の富を得たアルフレッド・ノーベルが遺言状に署名した。 「私のすべての換金可能な財産は次の方法で処理されなくてはならない。私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し...
“11月26日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1881=明治14年 「日本政府脱管届」を提出した茨城県の水戸法学館員二人に判決が下った。 脱管とは「国の支配を受けない自由人になりたい」ということ。提出したのは各町村からの招きに応じて政談演説をやったり、自由党の党...
“11月25日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1970=昭和45年 三島由紀夫が東京・市ヶ谷の自衛隊で衝撃的な割腹自殺を遂げた。 午前11時、三島は学生らに呼びかけて組織した「楯の会」学生長の森田必勝、古賀浩靖ら4人と会の制服に日の丸の鉢巻き、白手袋を付けて白い...
“11月24日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵
*1945=昭和20年 GHQが都内の研究施設に残っていた国産サイクロトロンを破壊した。 戦争が終わり「僕もまた研究生活に戻れる」と期待していた原子物理学者の仁科芳雄博士にとって現実は厳しかった。自宅も理化学研究所=理...