蚤の眼 大世界史 365 ❹ 9月4日
アメリカ総領事ハリス富士山に登頂す(1860年・万延1年)
これに先立つ7月の21日にイギリス総領事オルコックが登ったので、負けてはならじと頑張ったのだろうか。みんなで行ったので40名に上ったと言う。
”毛唐人じゃと思ふてからに、アメリカ小馬鹿にしゃんすな ぬしを思へば 五千里一里…”てなもんですな。
大村益次郎襲撃さる(1869年・明治2年)
兵部大輔大村益次郎が京都木屋町三条上ルで襲われて重傷を負い11月5日に死んだ。古い時代に残りたいと、過去にしがみつくのも人間の常とはいえ、優秀な人材がこうして失われていって、もたもたするものなんでしょうかね。
砂漠の聖者・アルベルト・シュバイツァー博士死去(1965年・昭和40年)
オルガン奏者にして医学者として僻地での診療、科学者としての完成した人格はもはや現われることはないのかしら。